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選ばれる・評価される理科の自由研究のまとめ方。小・中学生【夏休み】

選ばれる・評価される自由研究の作り方
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夏休みに一番苦労する宿題?!自由研究。どうせやるなら作品展に出展される作品に選ばれたり、評価されたいですよね!

長女は理科の自由研究で、クラス代表に3回選ばれたことがあります。

1度目は私が協力して作った自由研究。2,3回目は、1回目に選ばれた自由研究の構成を参考に、長女が一人で作り上げたものです。

1回目に選ばれた作品をテンプレートとして、子供の力でも選ばれる作品が作れました。

3回選ばれた経験から評価されるポイントが見えてきたので、評価される研究のまとめ方をお伝えしたいと思います。

自由研究の作品展には、「親が相当がんばったな!」という作品がたくさんあります。

長女の作品は、ほぼ子供の力で出来る内容なので、クラスに「親がそうとう手を加えた大作」を持ってくる子がいたら負けてしまうかもしれませんが、今からお伝えするやり方をすれば高評価はもらえるのではないかな、と思います。

理科の成績にも関わってくるので、特に中学生は評価を上げておきたいですね。

サクッとまとめられる方法ではなく、まとめるにはそれなりに時間がかかると思います。評価されたい、出来れば選ばれたいという、ある程度頑張って自由研究に取り組みたいという方に向けた記事になっています。

よくあるテーマでも大丈夫です。独自性のある実験なんて思いつかない、という方でも大丈夫。ありきたりな実験でも、まとめ方次第で高評価を得た方法をお伝えしています!

理科の自由研究・構成のポイント

大まかにどういう構成でやればいいのかということを知りたい方は、ここだけ読んでいただければ十分です!

まず、実験は3つ以上すると良いと思います。

そして実験の前に自分なりの仮説を立てられるとなお良いです。

研究の元(テーマ)となる実験【 実験① 】をして、実験①を検証【 実験② 】して証明する。

さらに、実験①,②で生じた疑問や興味をもとに、実験③を行う。

実験した後に、自分の仮説と比べてどうだったか、ということもしっかり書いておきましょう。

大まかにこんな流れでまとめて、3回選ばれています。元となる実験を発展させた実験や、生じた疑問を解決するために実験することがポイントになると思います。

特に、なぜこうなった?という疑問や興味をもとに実験するということが、評価されている気がします。自分の考えや感想等をしっかり書くことも評価されるポイントです。

評価される実験の構成

  • 元となる実験①
  • 実験①を証明するため実験②を行い、実験①を証明する。
  • 実験①,②で生じた疑問や興味をもとに、実験③をする。

もちろん、構成はこの通りでなくても大丈夫です!実験や調べたことを通して気付いた事や疑問に感じたことをもとに発展させていく、ということが出来ていればいいのです。

ありきたりな実験でもまとめ方次第で選ばれる

長女が小学校中学年の時に初めて選ばれた自由研究の実験内容はよくあるものです。

紫キャベツなどのアントシアニンを含む植物から色水をつくって酸性・中性・アルカリ性を調べるもの。アントシアニンの色素を使ったよくある実験です。

このときは3つ実験をしましたが、どの実験も簡単にできるもので大掛かりな実験ではありません。

スケッチブックで20ページ位のボリュームです。

ありきたりな実験でも、まとめ方次第で評価されますよ!他に選ばれた2つも、使い古されたよくあるテーマです。

自由研究のテーマに困ったら本を参考に!

テーマが決まらなかったり、自由研究が思うように進まない場合は、本を参考にすると良いかも。

自由研究・小学生向けの本

おうちで楽しむ科学実験図鑑という本を実際に持っているのですが、うちの子供が大好きでおすすめです!

自由研究・中学生向けの本

評価される自由研究のまとめ方【下準備】

長女がテンプレートとして使っている初めて選ばれた自由研究をもとに、まとめ方を紹介していきます。

この方法で3回選ばれているので、参考にしてもらえればある程度の評価は得られるのではないかなと思います。

表紙にタイトルと名前

表紙にはタイトルと学年・組・名前を書きましょう。

長女はいつも、実験の内容がわかりやすいシンプルなタイトルを付けています。

スケッチブックが一番まとめやすいかな、と思います。タイトルや使う物については、評価にあまり関係ないと思うので、好みで選びましょう。

目次

目次はあってもなくてもいいと思います。目次を作る場合は、目次用に1ページ空けておき、最後にまとめると良いと思います。

評価される自由研究のまとめ方【本編】

1.調べたきっかけや理由

ここからが本編です!

この実験をしようと思ったきっかけや理由などを書きましょう。

自分の考えなどはできるだけ入れた方がいいので、これは絶対に書いておきましょう。

2.実験①

実験①は、実験対象の性質がわかる簡単な物でいいです。シンプルな実験にしておいた方が後の実験に繋げやすいです。

例えば…

紫キャベツで色水を作る→酸性のレモン汁を入れたら色が変わった、くらいの簡単なもので大丈夫です。

タイトル・使う物

まず実験のタイトル、使う物を書きましょう。使う物の写真を貼るとわかりやすいです。

実験内容と予想(仮説を立てる)

次に実験内容を軽く説明する。その上で、「この実験でどうなるか?」という自分の予想も書いておきましょう。

実験の過程

実験の過程を写真付きで説明しましょう。ここでは実験の手順や、実験により起こった変化など、事実のみを簡潔に、順序立てて説明するだけでいいと思います。

実験結果

実験の結果を書きます。

「自分の予想と比べてこうだった」など、自分の感じたことを挟んでもいいですね。

性質が分かった上での結果

実験に使ったものについての性質を本やインターネットで調べて、どういう性質があるかを書く。

性質を説明した後に「こういう性質があるから(実験結果が)こうなった、こうだということがわかった」などというように、性質が分かった上で実験結果についてわかったこと、はっきりしたことを書く。

疑問から検証へ!実験②へ繋げる

「同じ性質や成分をもつ、他のものでも同じ結果になるのか?」という疑問を書き、実験②へ。

3.実験② 検証と証明

実験②では、最初の実験の検証をしていきます。

例えば…

実験①で紫キャベツを使ってアントシアニンの性質(酸性のレモンによって色が変わる)を使った実験をした

実験②で同じアントシアニンを含むブルーベリーを使って実験→同じ結果になるのか?

タイトル・使う物

実験①と同じように、実験のタイトルと使う物を書きましょう。

実験の過程

これも実験①と同じように、写真を使って実験の過程を説明します。

そして、「実験①でやったとおり、こうしたらこうなるはず」というような自分の予想も書きましょう。

結果

結果を書きます。「予想通り実験①と同じ結果になった」「実験①と実験②をとおして、これにはこういう性質があるということがよくわかった」など、実験①を交えて説明を書きました。

証明された性質を使って実験③へ

これまでの実験で気になることをさらに調べてみたい、実験①,②で証明された性質を使って、他の実験をしてみたい、というようなことを書いて、実験③に繋げます。

4.実験③ 発展

実験①,②を発展させて実験③を行います。

例えば…

実験①で紫キャベツを使ってアントシアニンの性質(酸性のレモンによって色が変わる)を使った実験をした

実験②で同じアントシアニンを含むブルーベリーを使って実験→同じ結果になるのか?

実験③では、実験①で作ったアントシアニンの液を使って、いろんな物の酸性・アルカリ性・中性を調べてみたい!という感じ。

今までと同じようにタイトル、使う物、実験の過程、結果を書きましょう。

5.感想

最後に感想を書いて完成です。

感想は出来るだけたくさん書きましょう。実験で学んだこと、びっくりしたこと、意外だったこと、など、実験で得た感想を詳しく書けるといいですね!

まとめ・評価される自由研究を作りましょう!

この内容の自由研究を作ると、スケッチブック10~20ページくらいのボリュームになると思います。

10ページ以上書くというのは少し大変ですが、理科の実験は楽しいですよ♪

クラスの代表に選ばれると、お子さんの自信にもつながります!どうせやるなら、選ばれることを目指して自由研究に取り組んでみましょう♪